公務員のすすめ
 公務員の働き方改革/公務員のすすめ   
公務員の働き方改革(その2)・政治家や公務員は家族3世代に1人以下<180915>
公務員の働き方改革(その1)・勤務期間は最長で20年間とする<180901>
公務員の働き方改革(その2)・政治家や公務員は家族3世代に1人以下
   
このような提案もある意味笑ってしまいますが、体質改善には荒っぽい治療も必要になります。
誰でもが政治家や公務員を目指すときは、国民のため、国家のためと意を新たにする。

しかし、長期にその職に居ると居座りと保身に明け暮れるようになる。
特に公務員は、仕事の領域を広げ、その先の居場所を確保しようとする。

政治家の世襲制の是非が言われるが、どうも職業化の域を出ない。
それは、居心地の良さと将来の安心が関係しているような気がする。

もちろんすべての政治家や公務員と言うわけではないが、・・・

で、提案です。
一家に1台ではないが・・・「政治家や公務員は家族3世代に1人以下」はどうだろう!

政治家や公務員を攻撃しているのではありません。
企業も同じ。

居心地が良く、安心できる場所であれば、居場所を護ろうとするのは当然です。
でも長居すると必然的に空気の通りが悪くなります。

そうなると腐り始めます。
食べ物なら腐ったものは食べない。病気になると困るから捨てます。

それは、事業経営者も政治家も、公務員も同じと思います。
腐ったら捨てる!

しかし、人間ですから、居心地が良ければ居座ろうとします。
そして、保身の考えが強くなります。

自分で進退を決められないのであれば、最初から政治家や公務員にならなければいい。

「政治家や公務員に慣れるのは、家族3世代に1人以下に」

職業選択の自由はあるが、政治家や公務員は特別です。
社会の見本になっていただく立場の人たちだからです。
<180915>
公務員の働き方改革(その1)・勤務期間は最長で20年間とする
   
時代がどんどん変化しています。
すべてが進化しているとは言いません。後退しているものもあるからです。

そのために「変化している!」と書いています。

確かに継続は力です。
確かに継続は信用です。

ですが、その継続は何度も何度も壁を乗り越えてきた足跡があります。
ときには崩壊に寸前にまで達してしまうこともあります。

いくつもの壁を乗り越えてきた足跡が力や信用になるのです。
これは、通常一般社会や商売に通用する話です。

通用しない場所とは・・・?

大きな組織があって、その組織の看板を背負って仕事をしている場合です。
その実績や足跡は、その組織を知っている人には通用します。

しかし、組織に関係がない人からすれば、権威や権力にしか見えません。

役所に行って、禿げ頭が若造に向かって精一杯のお辞儀をする。
時代錯誤ですが、どちらも日常の行為です。

組織の看板を背負って仕事をしていると、
「国民や市民の面倒を見てあげないと・・!」という意識がどんどん高まっていきます。

ですから長居は無用です。
ほんとうは20年でも長いのですが、20年間で定年です。

その後は外から公務員の仕事を見つめさせることです。
優位な立場で仕事をしていたことに気が付くようであれば、一般社会でも通用するはずです。

大きな組織に長く居たら腐敗します。

仕方がありません。
生き物ですから、いつかは腐ります。

腐ってからでは社会に戻せませんから、20年で退職です。
一般社会では、すでに終身雇用が壊れかけています。

企業でも、公務員でも自由に行き来できる社会です。
居座って生計を立てるなんて公務員が考えることではありません。

国民のために働くのが仕事ですから、そこに足跡などは要らないのです。
国民・市民のために働いて・・・

ですから公務員である20年間で得た知識や技術を民間で発揮すればいいのです。
そうすれば公務員には公務員の、民間には民間の良さを確認できるはずです。

それが現実化すれば、公務員の不祥事は大幅に減少するはずです。
そして、今日では、20歳代の人間が組織を管理できる時代になっていることを知るべきです。
<180901>